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2014年5月21日 (水)

ニューてんてつきの憂鬱

「ターンアウトレール」や「ポイントレール」には、つなぎ目のジョイントの凹凸が異なる(R)/(L)や(A)/(B)という対になったものがある。
裏返せば対となる形のレールには、区別がない。
「J-06 操車場」に含まれる「R-17 ニューてんてつき」は、裏返せないし、例え裏返せたとしても凹凸には無関係。にも関わらず、凹凸が逆のレールはない。
需要が無いからという理由は想像に難くない。そこで、ジョイント部の凹凸が逆の「てんてつき」を考えてみる。

▼その1▼
「ニューてんてつき」の凹凸を逆に改造。
凸部を取り凹部を削り出し、凹部に凸凸形の部品をはめこむ。

ここで、このレールの使い方を想定すると、分岐して留置線に止めてから発車して合流する。
進行方向を一方向に揃えれば、合流側には転轍機能は要らないため、ちょっともったいない。

▼その2▼
「R-01 直線レール」と「R-03 曲線レール」4本を継ぎ接ぎ。
合流専用なら、直線レールと曲線レール組み合わせのS字を継ぎ接ぎする方法も考えられる。
曲線の半径は216mmであり、複線の間隔の60mmにするためには、曲線レールを30.558度の角度で切断してS字につなぐ。
ところが、このS字の長さは219.636mmとなり、直線レールの長さより長くなってしまう。
Pr085
Pr086

▼その3▼
「R-13 単線・複線ポイントレール(B)」2本を継ぎ接ぎ。
直線レールの長さに収めようとすると、単線・複線ポイントレールをつなぐ方法もある。
単純に考えれば、転轍機能を取り除いて、反対側に分岐部をくっつければいい。
Pr087
ただし、合流部分に細かなパターンがあるため、それを活かそうとすると切断部が深くなる。
Pr088

すると、欲が出てきて、こんな改造をして3分岐では物足りなくなる。

▼その4▼
「R-17 3分岐ポイントレール」と「R-14 交差ポイントレール」と「R-03 曲線レール」を継ぎ接ぎ。
もう当初の目的を見失って、「単に分岐するポイントレールを改造して作る」方向へ変わってしまっている。

分岐するカーブの半径が小さいほど、短い長さで多く分岐できる。その半径が最も小さいのは、「交差ポイントレール」と思われる。
「3分岐ポイントレール」は半径216mm相当(きれいな曲線ではない)で、「交差ポイントレール」は半径108mmのはず。
これを、60mmの間隔になるS字にするには、35.431度でつなげればいい。斜めの直線部69mmに半径216mmの曲線レールを角度35.431度でつなぐ。すると、長さ306.661mmで5分岐になる。
Pr089

さらに調子に乗って、7分岐にするには、「交差ポイントレール」の斜めの直線が103.498mmの分岐を加えて、全長は390.992mmとなる。
Pr090

9分岐では、全長475.324mmとなる。
Pr091

分岐の間隔を54mmにして、「R-11 ターンアウトレール」「R-12 8の字ポイントレール」「R-14 交差ポイントレール」を継ぎ接ぎした合流レールを作ると、こんなプランが実現できる。
「R-12 8の字ポイントレール」を「R-17 3分岐ポイントレール」にして、中央を貫通する本線とすることもできる。
Pr091b

▼その5▼
「R-14 交差ポイントレール」を継ぎ接ぎ。
もはや「ニューてんてつき」は、全然関係なくなっちゃった感がある。
交差ポイントレールの半径を108mmとして、角度43.762度でS字につなげると60mm間隔になる。分岐から分岐の斜めの直線部は、86.748mmになる。
Pr092
4分岐するポイントレールには、「おおきな列車メンテナンスステーション」に含まれる「単線・複々線ポイントレールA」と「B」があるけれど、これとは違い片側に分岐するため、ジョイントの凹凸が逆のパターンを作れば、複線から両側に分岐する配線ができる。
ところが、全長が274.701mmとなり、直線レール+1/4直線レールの270mmを超えてしまう。そうなると、全長は直線レール+1/2直線レールの324mmになり、「トレインケース」を車庫にするには長すぎる。
全長を270mmにするには、半径が105.315mm、角度が44.345度となるため、ゼロから作り出さねばならない。

▼その6▼
続・「R-14 交差ポイントレール」を継ぎ接ぎ。
分岐の間隔を54mmにしてみると、こんなプランが実現できる。
Pr093
ところが、外周エンドレスの直線部の長さが、直線レール5本分の1080mmを、5.123mm超えてしまう。
全長を1080mmにするには、半径が106.756mm、角度が41.661度となるため、ゼロから作り出さねばならない。
ここで、1/4直線レールをつなげてみると、直線レール5本分+複線の間隔の1140mmに近くなる。ならば、複線を絡めたプランに組み込むことができる。
そもそも改造してレールを作るのだから、始めからその寸法で作ればいい。
この分岐をつかったプランの例。
Pr094

▼その7▼
続々・「R-14 交差ポイントレール」を継ぎ接ぎ。
分岐の数が多いと、作るのが大変そうなため、分岐を5分岐にする。
角度は、41.41度で、斜めの直線部では81.64mmピッチで分岐させる。
Pr095
この分岐をつかったプランの例。
Pr096

▼その8▼
続々々・「R-14 交差ポイントレール」を継ぎ接ぎ。
分岐したレールの長さ方向ではなく、分岐の間隔方向に複線の間隔60mmを加えてみる。
曲線の直径(=直線レール2本分)+複線の間隔は、492mmとなる。
Pr097
分岐の間隔は、等間隔なら8等分の9分岐で61.5mmや、10等分11分岐の49.2mmになる。
端数を無くすと、
・54*4+60+54*4
・55*3+54*3+55*3
・55*4+52+55*4
など。

分岐の間隔を、複線の間隔の60mmを基本に考えてみる。
9分岐の例では、
・60+62*6+60
・60*3+66*2+60*3
トレインケースを組み込んだレイアウトプランの例。
Pr098

10分岐の例では、
・60+53*3+54+53*3+60
・60+54*3+48+54*3+60
・60*2+48*2+60+48*2+60*2
など。

橋脚を立てる位置を考え、一部の分岐間隔を広げる。
・60*6+72+60
Pr098b


▼その9▼
続々々々・「R-14 交差ポイントレール」を継ぎ接ぎ。
中央を複線の本線が貫通し、両側に分岐した後、合流してから半円でつないだレイアウトプラン。
分岐の間隔の例は、「62mm*3」や「63+60+63mm」や「60+66+60mm」など。
Pr099

半円を「R-09 複線外側曲線レール」にした場合の分岐の間隔の例は、「61.5mm*4」や「60+62mm*3」や「60+63*2+60mm」や「60*3+66mm」など。

ここで、半円の中間に「R-02 1/2直線レール」を入れると、分岐の間隔を複線の間隔と同じ60mmの等間隔にすることができる。
半円を「R-03 曲線レール」にした場合の分岐の間隔は、「60mm*4」で、「48mm*5」もできる。
半円を「R-09 複線外側曲線レール」にした場合の分岐の間隔は、「60mm*5」で、「50mm*6」もできる。
「R-08 ストップレール」は幅が55mmあるため、分岐の間隔がそれより小さいと使えない。
Pr100

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