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2014年7月19日 (土)

複線間隔の憂鬱

複線間隔の60mmに相当する長さのレールが無いのが悩みのタネ。
単線なら問題ない「L字形」「コの字形」のレイアウトを、複線にしようとすると、そう簡単にはいかない。
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レールを組み合わせても残る多少のズレを許してつなげる方法もあるけれど、レイアウトを組む度にズレが小さくなるように計算しなくてはならない。
ズレを無くしてキッチリ組む方法は、
  • 「R-13 単線・複線ポイントレール」で、辻褄を合わせる。但し、余分な行き止まりができる。
  • 「R-15 複線幅広ポイントレール」で、複線間隔を「R-02 1/2直線レール」の長さの108mmに変換する。但し、このレールの長さが270mmもある。
  • 「R-23 まがレール」で、辻褄を合わせる。但し、このレールの長さが432mm程度もある。
  • 「R-09 複線外側曲線レール」や「R-05 複線曲線レール」を使わず「R-03 曲線レール」と「R-20 1/4直線レール」で複線の外側曲線を構成して、複線の間隔を54mmにする。但し、複線系のポイントやターンアウトが使えなくなる。
など。

「単線・複線ポイントレール」を使う場合。
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「複線幅広ポイントレール」を使う場合。
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複線間隔を、54mmにする場合。
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考え方を変えてみて、「R-10 Uターンレール」を使う場合。
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但し、一見は複線に見えるけれど、これでは単線のレイアウトと同じことになる。
そこで、末端を「Uターンレール」の2階建てにして個別に折り返すようにする。
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写真は、高架を基本とした場合。
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プラレールの車両は、「わくわく自動アクション E5系&E6系自動連結セット」や過去に販売された「おうふく」タイプや、株式会社ブレイブ製の「ミスターモーターマン」「運転じょうず」でリモコン操作する場合を除き、一方向しか進めない。複線のレイアウトで、すれ違いの進行方向にした場合、内回りと外回りを移るために「R-24 複線わたりポイントレール」や、もう販売終了となった「R-15 複線ポイントレール」を使っても、進行方向が合わない。
仕方なく、手で載せ替えするしかないが、それなら「ポイントレール」は不要。
進行方向を合わせたまま移るレイアウトプランは、複線間隔の長さのレールが無いために悩む。

単純なプランはできるが、移る際やポイントの切り換え間違いで正面衝突する可能性がある。
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高架を組み合わせれば、移る際の衝突は避けられるが、ポイントの切り換え間違いでの衝突は避けられない。
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ポイントの切り換え間違いによる正面衝突も避けられるようにすると、こんな感じ。
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他のプランいろいろ。プランによっては、「R-13 単線・複線ポイントレール」を「R-24 複線わたりポイントレール」に替えると、エンドレスがもうひとつ増えて、3編成を同時に走らせられるようになる。
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複線という信念を曲げて、内回りと外回りの間隔が広がるのを良しとすると、高架なしでできる。
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