Androidタブレット「AD707TV」(マウスコンピューター製)を買ってみた
■買ったもの
種類:フルセグテレビ機能付き防水対応7型Android(アンドロイド)タブレット
メーカー:株式会社マウスコンピューター MouseComputer Co.,Ltd.(持株会社 「株式会社MCJ」 の子会社)
型番:LuvPad(ラヴパッド) AD707TV
JAN:4527046502818
■何でか
スマホのコンテンツが、大画面・高精細画面が前提で作られるようになってきて見づらくなってきた。
webサイトによっては、「モバイルページ」を用意しているが、文字や写真が小さくて判別不可能になっている。モバイルページは拡大が不可能で、PC用ページを開こうとしても、強制的にモバイルページに飛ぶ。結局、webサイトは見られない。通販サイトなら「スマホユーザーに売る気はありません」と言っているようなもの。
かと言って、ちょっとした調べ物をするのにPCを起動するのも面倒なため、タブレットを使いたくなった。
こだわりはないため、Androidタブレットの安いので妥協することにした。
そんな折、テレビ機能付タブレットの特価品を見つけた。
AKIBA PC Hotline!「取材中に見つけた○○なもの」(株式会社インプレス)
■ところが
製品情報を調べようとマウスコンピュータの公式webで「商品名・スペックから検索」しても、「条件に一致する商品は見つかりませんでした。」と、何も出てこない。
製造元から存在を抹殺されてしまうような失敗作かもしれないという懸念が残る。
仕方なく、2014年12月下旬に、「BUY MORE秋葉原本店」へ行って、展示品の実機を見てみた。
アプリストア(マーケット)が、「Tapnow(タップナウ)」しかなかったため、店員に「Google Play」は使えないのか聞いたところ、「Androidを本格的に使うような製品ではない」との答えだった。
■結局のところ
webは見られるだろうし、この価格帯なのにメモリが1GBあるし、携帯テレビでも8,000円程度はしそうなので、買うことにした。
店員から、「アンテナを伸ばすと、そこからは水が入るので防水としては使えない」という説明があった。防水テレビとして使うつもりはないため、問題なし。
■仕様
通販ショップのwebに仕様が載っているが、購入して判った仕様もある。例えば、webにはUSB端子から充電できないとあるが、実際には充電できる。また、USBホスト機能(OTG)にも対応しており、一部のUSBデバイスを使える。そこで、製品情報・仕様の表を作ってみた。
ただし、製造ロットの違いにより、同型の製品でも下記とは異なる可能性がある。
また、後で解ったのは、マウスコンピュータの公式webの「サポート情報 > FAQ > フリーワード検索」で、「キーワード」を「AD707TV」として検索すると、製品情報が若干ある。
- 前面 ・ 上面 ・ 右面 ・ 背面 ポート一覧
- 製品の起動 ・ 終了 ・ スリープ の操作方法
- 「 ホーム 」 画面の詳細について
- 「 設定 」 画面の詳細について
- インターネット ( 無線 LAN ) の接続方法
- Google アカウントの新規に作成する方法
- 既存の Google アカウントの追加を行う方法
- アカウントの削除方法
- 「 ロック機能 」 を無効にする方法
- 自動的に起動する 「 スリープ機能 」 の時間設定を行う方法
- 起動中のアプリを終了する方法
- 画面に表示される 「 言語 」 を設定する方法
- 画面の明るさを調整する方法
- 「 画面の自動回転 」 を無効にする方法
- 「 タッチ機能 」 の 「 ロック ・ アンロック 」 を行う方法
- 文字のフォントサイズを変更する方法
- 標準搭載されている 「 ソフトウェアキーボード 」 について
- ソフトウェアキーボードの切り替え方法
- 起動するソフトウェアキーボードをデフォルト ( 固定 ) する方法
- ソフトウェアキーボード 「 Google 日本語入力 Beta 」 のレイアウトを切り替える方法
- Google Play からアプリをダウンロードする方法
- ダウンロードしたアプリケーションの削除方法
- WEB ページをブックマーク ( お気に入り ) に追加する方法
- 「 メール 」 画面の詳細について
- 「 メール 」 アプリの初回設定方法
- 「 メールアカウント 」 を追加する方法
- 「 ES ファイルエクスプローラ 」 の画面詳細について
- 新しいディレクトリ ( フォルダ ) を作成する方法
- データをパソコンから本製品に移動させる方法
- 挿入した 「 micro SD カード 」 からデータを SD カード ( 内部ストレージ ) へコピーする方法
- ファイルまたはフォルダなどのデータを削除する方法
- フルセグ ( TV ) の初回設定方法
- 「 フルセグ ( TV )」 の 「 オプション 」 画面の表示方法と詳細について
- 外部ディスプレイに出力する方法
- データの初期化 ( リセット ) を行う方法
通販ショップのユーザーレビュー(クチコミ)に批評も少しある。
基本 | 発売年月 | 2013年12月27日 |
---|---|---|
タイプ | タブレット | |
OS種類 | Android 4.0.4H4.8_jf_has_ant (2015年1月時点のアップデート確認) | |
SoC/CPU | Telechips TCC 8925K (TCC892x:Cortex-A5) | |
CPU動作周波数 | 1GHz | |
コア数 | ||
スレッド数 | ||
メモリー(主記憶:RAM) | 1GB(オンボード) | |
記憶容量(フラッシュメモリ) | アプリ・データ用8GB(空き約6.17GB) | |
バッテリー性能 | リチウムイオン 2600mAh 3.7V 動作時間:約3時間(TV連続視聴時:約1.5時間) 充電時間:約4~5時間 | |
防水・防塵性能 | IPX6級防水(アンテナ収納時に限る) | |
統合(オフィス)ソフト | プリインストールは無し | |
内蔵マイク | ○(モノラル) | |
内蔵スピーカー | ○(モノラル) | |
その他機能 | Google Playアプリはないがウィジェットは対応 | |
物理(ハード)ボタン類 | 電源兼スリープ | |
本体カラー | ブラック | |
Android CTS(Compatibility Test Suite)認証 | ? | |
GMS(Google Mobile Service)互換性テスト | ? | |
センサー | 加速度 | あり |
光(環境光) | なし | |
ジャイロ | なし | |
デジタルコンパス(イーコンパス) | なし 本体の縦横(重力方向)のみ検出 | |
GPS | なし | |
GLONASS | なし | |
指紋 | なし | |
画面 | サイズ | 7型 |
液晶タイプ | TFT液晶 | |
解像度 | 1024×600 | |
ppi | 170(計算値)=√(1024^2+600^2)/7 | |
タッチパネル | 静電容量方式 | |
マルチタッチ | 5ポイントタッチ | |
表面 | グレア(光沢) | |
インターフェイス・ネットワーク | カードスロット | ・端子形状:micro SDサイズカードスロット ・micro SDHC:○(最大32GB) ・micro SDXC(exFAT):× ・micro SDXC(FAT32):○ ・UHS高速転送対応:不明 |
USBポート | ・端子形状:USB 2.0 micro Type B ・充電:○ ・USBホスト機能(OTG):○ ・HID(マウス、キーボード、タッチパッド付きワイヤレスキーボード):○ ・USBメモリ:○ ・メモリーカードリーダーライタにSDHC(32GB):○ ・メモリーカードリーダーライタにSDXC64GB(exFAT):× ・メモリーカードリーダーライタにSDXC64GB(FAT32):○ ・USBハブ:○ ・オーディオ(スピーカー):×(AndroidのUSBオーディオサポートは4.1からなので) ・Wireless Controller(Bluetoothアダプタ):× ・Battery Charging Specification Revision 1.2 (USBホスト機能と同時に充電):× | |
SIMスロット | なし | |
オーディオ | ・φ3.5mmミニジャック (3極) ヘッドホン出力(ステレオ) ※ケーブル太さに制約あり ・外部マイク入力:非対応 | |
映像 | HDMI Type C(mini HDMI)出力(最大 1920 × 1080p 60Hz)バージョン:不明(ミニHDMIであるため1.3か?) | |
電源入力 | DC-IN 5V | |
B-CAS | mini B-CASカードスロット | |
外部アンテナ端子 | MCX型メス ※ケーブル太さに制約あり | |
Wi-Fi(無線LAN) | ・IEEE802.11 b/g/n準拠 ・5GHz帯:非対応 | |
Ethernet(有線LAN) | なし | |
Bluetooth | なし | |
WWAN | なし | |
IrDA(赤外線) | なし | |
NFC対応 | なし | |
Wi-Fi Direct対応 | 不明(AndroidのWi-Fi Directサポートは4.0から) | |
AirPlay対応 | 不明 | |
Miracast対応 | 不明(AndroidのMiracastサポートは4.2からなのでおそらく×) | |
WiDi対応(Intel Wireless Display、ワイダイ) | 不明 | |
Chromecast対応 | 不明(AndroidのChromecastミラーリングサポートは4.4.2からなのでおそらく×) | |
EZCast対応 | × | |
MHL対応 | × | |
データ通信サービス | 非対応 | |
カメラ | 背面カメラ | Webカメラ |
背面カメラ画素数 | 200万画素 | |
前面カメラ | Webカメラ | |
前面カメラ画像数 | 30万画素 | |
フルHD動画撮影 | ||
TV機能 | 受信方式 | 地上デジタル放送方式(日本)ISDB-T |
フルセグ | ○ | |
ワンセグ | ○ | |
電子番組表(EPG) | ○※表示に不具合あり | |
データ放送 | × | |
字幕表示 | ○ | |
録画・録音 | × | |
内蔵アンテナ | ○(伸縮ロッドアンテナ) | |
外付けアンテナ | 対応(MCX型端子) | |
タイマー予約 | 録画はもちろん視聴も× | |
サイズ・重量 | 本体寸法 | 約200(幅) × 128(高さ) × 15(厚さ)mm |
本体重量 | 約 390g | |
梱包箱寸法 | 約243(幅) × 170(高さ) × 76(厚さ)mm | |
梱包箱重量 | ||
SIMスロット | SIMサイズ | - |
キャリア・SIMフリー | - | |
通信方式・バンド | - | |
テザリング | - | |
付属品 | ACアダプター | 入力:AC100-240V 50/60Hz 0.5A 出力:DC5V 2000mA ケーブル長さ約1200mm |
ケーブル | USBケーブル(標準Aオス←→microBオス、長さ約800mm) | |
スタンド | 専用簡易スタンド | |
B-CASカード | mini B-CASカード(地上デジタル専用) | |
マニュアル類 | クイックスタートガイド、保証書 | |
その他 | 電波法:技術基準適合証明(技適マーク) | 適合(R 208-130061) |
電気通信事業法:技術基準適合認定 | ||
電気用品安全法(PSEマーク) | 本体:対象外 ACアダプタ:適合 | |
グリーン購入法 | ||
PCグリーンラベル | ||
国際エネルギースター | ||
GPN(グリーン購入ネットワーク) | ||
エコリーフ | ||
PCリサイクル | ||
VCCI | ||
RoHS指令 | ||
J-Moss |
内蔵の伸縮アンテナと付属品の簡易スタンド

USBホスト機能(OTG:On-the-Go)の確認に使った機器類
- USBホスト(OTG)ケーブル:MicroUSB変換コード MR-30 丸七株式会社 (100円ショップ「Seria セリア」で税込108円)
- USBハブ:USB2.0対応USBハブ2ポート MR-28 丸七株式会社 (100円ショップ「Seria セリア」で税込108円)
- マウス:光学式ホイールマウス BOMUMLGA iBUFFALO (NTT-X Storeで税込394円)
- キーボード:USB&PS/2コンパクトフルキーボード(日本語101キー) TK-UP01MA (TSUKUMO eX.でジャンク品の税込525円)
- タッチパッド付きワイヤレスキーボード:i-Ever ミニワイヤレスキーボード タッチパッドを搭載 2.4G ワイヤレスレシーバー付属 ASIN B00JM9ZD84 (アマゾンで税・送料込 1,999円)
- USBメモリー:USB2.0 64G 白プリン(ノーブランド品)(あきばお~で、1,900円くらいだったと思う)(フォーマット:FAT32)
- メモリーカードリーダーライター:microSDサイズ専用(SDXC対応) GH-CRMR-MMK グリーンハウス (あきばお~で税込604円)
- micro SDHCカード:32G Class10 UHS-I ADATA (あきばお~で、1,400円くらいだったと思う)
- micro SDXCカード:64G Class10 UHS-I Silicon Power (あきばお~で、1,900円くらいだったと思う)
FAT32のフォーマットに使ったのは、バッファロー製の「Disk Formatter Ver.2.08」
■アプリのインストール
「Google Play」のアプリは使えないが、ウィジェット版の「Google Play」は使用できる。また、「Tapnowマーケット」でアプリを検索すると、「Google Play」での検索結果も表示される。
しかし、主要・重要・有名アプリであっても検索にヒットしなかったり、「お使いの端末はこのバージョンに対応していません。」と表示され、インストールできない。
例えば、「Chrome」(webブラウザ)はインストールできない(Android端末なのに!Android 4.0なのに!)。
■アクセサリ
本体の情報すら得られないほどのマイナー製品なので、専用アクセサリなど見つけられない。
液晶保護フィルムは、100円ショップで大きめサイズを購入して画面に合わせて切って貼った(約 194×122mm)。
ケースも100円ショップの商品で事足りるが、サンワサプライの直販サイト「サンワダイレクト」で特価品が見つかった。
ただし、2,000円以上の注文にならないと送料が無料にならない。また、専用簡易スタンドを付けたまま収納できるものの、長手方向は大き過ぎる。
ケース選びでは、一般的な7型(7インチ)タブレットよりも厚みがあるため、注意が必要。

◆ アウトレット:プロテクトスーツ(NEC LifeTouch NOTE用)
品番: IN-LTNBK_O
希望小売価格:¥2,484(税込)
販売価格:¥200(税込)
他に、「激安在庫処分」のコーナーにも特価品がある。
◆ 【わけあり在庫処分】 プロテクトスーツ(NEC LifeTouch NOTE用)
品番: IN-LTNBK
販売価格:¥300(税込)
■使ってみて
ACアダプタからの電源コネクタ(DC-IN)が細く、充電2回目で早くも本体側のピンが曲がってしまった。
注意深く差し込まなくてはならない。
電源・スリープボタンが防水仕様で、誤操作防止のリング状のゴムがあるため押しづらい。このゴムは、両面テープで貼ってあるだけなので、剥がせば押しやするなる。ボタンを押しても電源オフやスリープにならない原因に、画面出力がある。HDMI出力状態だと反応しない。画面出力の設定がHDMIのままでもハンドシェイク(ネゴシエーション)できていなければ、ボタンは機能する。
仕様(カタログスペック)よりも電池の持ちが悪いため、バッテリーで使うのは難がある。
そのため、ACアダプタまたはUSB充電ケーブルは、つなぎっぱなしになる。
テレビ視聴を長時間続けていると、音声が出力されなくなったり、強制リセットされたりする。熱暴走か、他のアプリの動作でメモリ不足になったのではないかと推測されるが、原因不明。
サラウンド放送の番組は、音声の受信ができない(番組本編の音声はダメで、CMに入ると正常になる)。
動きの速い映像では、画面がギザギザに歪む。
他のアプリでメモリを消費していると、画面にノイズが入ったり、途切れ途切れに「B-CASカードエラー」といった画面が表示されたり、フリーズしたりして視聴に非常に支障が出る。
EPG(電子番組表)の表示に不具合があり、前の番組の番組説明のが長いと、オーバーフローして表示されない場合がある。スクロールの操作性が悪く、番組予約(録画や視聴)はできないので、この機能は使わず、番組表のwebをブラウザで見るほうがマシ。
データ放送(dボタンでの情報受信やアンケート・クイズ参加)は利用できない。
HDMI端子へ出力すると、テレビ映像も出力されるが、画面をそのまま映す(ミラーリングではなく、本体はテレビ映像以外を表示)ため、ボタン類もそのまま表示される。そのため、画面の縦横比率(アスペクト比)の違いで、横に伸びて歪んで映る。そこで、「設定」「ディスプレイ」「出力設定」「画面表示サイズ」で調整し、更にテレビ視聴アプリでテレビ画面のサイズ設定をする。
テレビ視聴アプリを起動した「基本(リスト)」画面でテレビ映像をタップして「全画面」に移り、さらにテレビ映像をタップして「メニュー」画面にする。画面下の左から2番目の「画面」をタップして切り替える。3種類のサイズのうち、左右に黒の縦帯が出ている設定にする。アプリを終了するとリセットされてしまうため、アプリを起動する度に設定しなおさなければならない。
イヤホン(ヘッドホン)出力の 3.5mmミニジャックにつなぐケーブルの根元は、太さ(直径)が、6mmより小さくないと挿さらない。

Android 4.3までの標準webブラウザ(AOSP版ブラウザ)には、脆弱性があるそうだ。
そして、Googleは、Android 4.3までのWebView(Webページレンダリングコンポーネント)の端末メーカーへのパッチ提供サポートを打ち切っているらしい。
対策は、
- Chrome(やFirefox)を使え
- Android 4.4以上にアップグレードしろ
- 端末を買い換えろ
だそうだ。
できることは、
- 標準の「ブラウザ」を「無効」にして「強制停止」する
- Android 4.0なのに何故か「Chrome」はインストールできないので「Firefox」や「Opera」をインストールする
くらいだが、問題はそれだけで終わらない。
- WebView以外に脆弱性が見つかったらどうなるのか判らない
- たとえGoogleが修正パッチを提供しても、メーカー(ベンダー)が配布しなければ修正されない。メーカーから存在を抹殺されてしまうような端末に、メーカーによる修正パッチの提供を期待できるはずもない(Androidバージョンは4.0止まりでバージョンアップはないし)
性能が低いため、セキュリティソフトを使うと処理が重くなり使いづらい。
そのため、個人情報を残す使い方(メールやSNSなどクラウド含めて)には不安が残る。
個人情報を扱う使い方はiPhoneで、と、使い分けることにした。
しかし、「iOS」なら問題ないわけではなく、過去に「iTunes」で不正アプリが見つかったこともあるし、フィッシングや標的型攻撃で不正アクセスをウェルカムしてしまったり、乗っ取られたIDに釣られたり、弱い(不適切な)パスワードで「iCloud」から流出する事もありえる。また、「iOS」にも不満があり、バージョンアップする度に使い勝手が悪く、動作が不安定になっている。ジョブズと共にアップルは死んだと思ってしまうほど。ジョブズがいた頃には、「リンゴループ」なんて目には遭わなかった。復元したら、「iCloud」の欠陥で、撮り直しのできない写真データが消失した。「iOS」「iCloud」に欠陥がありデータが消失する限り、メモリーカードスロットを標準で本体に実装しているAndroid端末のほうが優れている。
結局のところ、「買ってよかったか?」は、「安い普通のタブレット」と「モバイル機器用テレビチューナー」という組み合わせとの比較をすべきだったと後悔している。
モバイル機器用テレビチューナーには、下記のような種類がある。
- 機器に直接つなげるチューナー
- ネットワーク経由で視聴できるチューナー(ネットワークテレビチューナー、ワイヤレスチューナー)
例:DXアンテナ製「メディアコンセント/フルセグ対応 DMC10F1」 - USB接続チューナーと、USB機器をネットワークで共有するデバイスサーバや、デバイスサーバ機能付きルータとの組み合わせ
個人情報を入れなくても、テレビを見たり、ニュースを読んだり、電子辞書的に調べたりといった受け身の使い方はできる。
有名な地図アプリは使えず、インストールできたのは「地図ロイド」というものくらいだが、GoogleやYahoo! のwebサイト上での地図閲覧はできる。しかし、処理が重い。
本体が防水で、クックパッドのアプリが使えるので、キッチン用テレビ&タブレットという使い道を考えてしまうが、バッテリーでの動作時間が短いため電源供給しっぱなしとなり、コネクタのフタを開けっ放しになる。つまり防水ではなくなるので水周りでは使えない。
■テレビ電波の受信改善
屋内では、電波が弱くなり本体内蔵のアンテナでの受信が難しくなる。
いわゆる「室内アンテナ」を、本体の外部アンテナ端子に接続する方法もある。しかし、確実に改善するために、屋内の壁のアンテナ端子(F型接栓)から信号を受けるには、次のような方法が考えられる。
- 本体の外部アンテナ端子につなぐ
- 本体の内蔵伸縮アンテナ(ロッドアンテナ)経由で信号を伝える機器を使う
- 屋内に電波を再送信する機器を使う(ワイヤレスで使える)

● 1の方法の課題は、外部アンテナ端子の仕様を明記しておらず変換ケーブルが付属されないこと。
秋葉原に、マウスコンピューターの直営店があるので聞きに行くと、店員に「AD701TVは知っているが、AD707TVは知らない。専売品(販売チャネル・流通ルートが限定された商品)なので販売店で聞け」と、追い返されてしまった。
販売店に行くと「変換ケーブルなどのオプション品はない。車載テレビ用の端子ではないか」と言われた。
車載テレビやカーナビでは「φ3.5mmミニジャック」や「SMA型」や「MCX型」が使われており、調べたり試したところ、テレビ電波受信用、通信機器アンテナ用、高周波信号用の「MCX型端子(メス)」(MCXコネクタ)であることが判った。

但し、注意点がある。
- ケーブルの根元(手でつまむ部分)は、太さ(直径)が、6mmより小さくないと挿さらない
- 特性インピーダンスは、テレビアンテナ用の75Ωの物を選ぶ(MCX型には、50Ωもある。しかし、50Ωでも全く使えないわけではない。)
- 似た名前で別物の「MMCX型」や「UMCX型」と間違えてはいけない
MCX端子をアンテナ用のF型端子(F型接栓)に変換するアダプタは、AD707TVの端子が防水対応により奥深くなっているのが原因で挿さらない。
MCX端子とF型端子の変換ケーブルもあるが高価(ロジテック製CB-MCXF-015など)。また、パナソニック製の「アンテナ変換ケーブル CA-PANX1D」は、MCX端子が「L字」のため挿さらないと思われる。旧・三洋のカーナビ「ゴリラ」にもMCX端子が採用されているらしいが、オプション品があるかどうか不明。
電子部品販売の「aitendo」で販売されているケーブル「 高周波コネクタ変換ケーブル [IFC-FSF-MMCSM-180] 」と「 高周波コネクタ変換ケーブル [IFC-MCXSM-MMCXSF-180] 」の組み合わせ(途中でMMCXを中継)は細くて使えそうだが、インピーダンスが50Ωのみ。秋葉原の直営店には、長さが 30cmの「IFC-MCXSM-MMCXSF-300」も販売されている。
そこで、変換アダプタとMCXケーブル(MCX型高周波同軸ケーブルアセンブリ)を組み合わせて使うことにする。
安くて入手し易いのが「COMON(カモン)」製のケーブルになるが、変換アダプタには75Ωがあるものの、ケーブルは50Ωしか無い。また、ケーブルの根元(指で摘む箇所)が 7mmあるため削って細くしなければならない。



秋葉原の販売店「コンピュエース」での税込価格(2015年7月)
・変換アダプタ F7-MCX 300円(MCX延長ケーブル、オス-メスケーブルと組み合わせる)
・MCX延長ケーブル MCXE-10 400円(長さ 1m)
・MCX延長ケーブル MCXE-20 504円(長さ 2m)
・変換アダプタ MCX-F7 300円(MCXケーブル、オス-オスケーブルと組み合わせる)
・MCXケーブル MCX-05 288円(長さ 50cm)
・MCXケーブル MCX-10 350円(長さ 1m)
・MCXケーブル MCX-20 442円(長さ 2m)
・MCXケーブル MCX-30 500円(長さ 3m)
端子(コネクタ)のオスメスは、見た目の凹凸ではなく、芯線が出ているか受けるかで区別される。
その区別の記号は、さまざまある。
- オス
- M (Male メイル)
- P (Plug プラグ)
- メス
- F (Female フィメール)
- R (Receptacle リセプタクル/レセプタクル)
- J (Jack ジャック)
- S (Socket ソケット)
端子メーカーの「HRS ヒロセ電機」の資料「コネクタの基礎知識」によると、プラグやソケットには別の分類があるそうだ。オス/メスは全く関係なく、機器についている端子が「リセプタクル」で、ケーブルに付いている端子が「プラグ」、ケーブル同士を接続する時にプラグの相手になるのが「ジャック」だと書かれている。
また、外部アンテナ端子を使う場合は、テレビ視聴アプリのオプション設定で、「アンテナ」を「外付けアンテナ」に切り替える必要がある。
● 2の方法の機器は、例えば下記のようなものになる。
◆ 品名:INE(アイネ)製品 フルセグ・ワンセグアンテナケーブル
メーカー:日本アンテナ
品番:CSMP01350WH
JANコード:4962736811526
※ほとんどのケーブルテレビでは問題ありませんが、ごく一部のケーブルテレビでは特殊な方式(トランスモジュレーション方式)を使用している場合があり、本品は使用できません。
※「CATVパススルー方式」で使うように、ということらしい。
アマゾン品番:ASIN B00GBVMGLS
◆ 品名:ELECOM ワンセグアンテナケーブル
メーカー:エレコム
品番:MPA-AT3BK
JANコード:4953103205956
品番:MPA-AT5BK
JANコード:4953103205963
品番:MPA-AT10BK
JANコード:4953103205970
アマゾン品番:ASIN B001BY5C2A
アマゾン品番:ASIN B001BY5C2K
● 3の方法の機器は、例えば下記のようなものになる。クチコミ情報では、アンテナブースターを併用したほうが良いらしい。
◆ 品名:BUFFALO ワンセグ受信用 室内延長アンテナ
メーカー:バッファロー
品番:DH-OP-SA
JANコード:4981254981900
アマゾン品番:ASIN B002CJM1U4
◆ 品名:Logitec ワンセグホームアンテナ
メーカー:ロジテック
品番:LDT-ANT1BK
JANコード:4992072015050
品番:LDT-ANT1WH
JANコード:4992072015043
品番:LDT-ANT1C3BK
JANコード:4992072015074
品番:LDT-ANT1C3WH
JANコード:4992072015067
品番:LDT-ANT1C5BK
JANコード:4992072019805
品番:LDT-ANT1C5WH
JANコード:4992072019799
品番:LDT-ANT1C10BK
JANコード:4992072019829
品番:LDT-ANT1C10WH
JANコード:4992072019812
アマゾン品番:ASIN B001QXCZUS
◆ 品名:室内無線ブースター スカイタワー SKT-1
メーカー:Revolution
アマゾン品番:ASIN B00CPMFLRI
メーカー:REAL LIFE JAPAN (リアル・ライフ・ジャパン)
JANコード:4582270875046
※ケーブルテレビの場合、信号方式によっては一部で使えないらしい。
2や3の機器のユーザーレビュー(クチコミ)で、「使えない」星ひとつという評価も見られるが、鵜呑みにできない。
というのも、ユーザーによって原因を詳細に検証されているかが判らないから。例えば、
- そもそも仕様上使えない(ケーブルテレビの信号方式などで、購入者の無知や勘違い)
- 製品の不良
- 機器へ送り込まれるアンテナ端子からの信号が弱い
が考えられる。
実際、エレコム製のMPA-AT3BK(秋葉原の販売店「コンピュエース」で税込955円で購入)を使ったところ、原因は3であることが解った。
ケーブルテレビの専門チャンネルを受信できたので、壁のアンテナ端子からの信号を受信できているのは間違いないが、分配器を使っているため信号が減衰して一般チャンネルの一部が受信できなかった。
また、商品名は「ワンセグアンテナケーブル」だが、チューナーがフルセグ対応なのでフルセグの受信ができた。
■他の使い方
「Android タブレット」とは少し違う、割り切った使い方もできる。
「HDMI出力端子」を利用したりすると、他の使い道がみつかる。
HDMI端子から出力するには、「設定」から「ディスプレイ」「出力設定」「出力タイプ」で「HDMI」を選択する。
●パソコン用ディスプレイを地デジテレビにする
パソコン用液晶モニタ・液晶ディスプレイにつないで地デジテレビとして使う。
テレビ電波の受信が改善されていることが前提。
また、普通のテレビと比べると、チャンネルを変えるのが面倒。リモコンも使えず、テレビ視聴アプリの使い勝手も悪い。
ディスプレイにHDMI入力があれば、そのまま。HDMI入力が無ければ、他の「DVI」「VGA(D-sub)」などに変換する。
しかし、「デジタルテレビチューナー」という専用の商品や、「(HDD・ブルーレイ・DVD)レコーダー」も同じ目的で使える。
●普通のテレビをスマートテレビにする
「スマートテレビ」とは、ネットに接続できて、ホームページを見られたり、ネットの動画が見られたりするテレビ。
しかし、「Androidスティック」「スティック型パソコン」「ネットワークメディアプレーヤー」「テレビ向けデバイス(Apple TV、Android TV)」や、ネット接続できるゲーム機も同じ目的で使える。
●テレビをダブルチューナーにする
録画対応だがチューナーがひとつしかないテレビに接続して、「裏番組録画」ができるようにする。ただし、外部入力を表示しながら内蔵チューナーで録画できるテレビの場合に限る。
●メディアプレーヤー(AVレシーバ)として使う
「HDMI出力端子」は関係ないが、ステレオのスピーカーを接続して、「ミニコンポ」的な、音楽・動画・ネットラジオ再生機として使う。
音質を気にしないのであれば、「Bluetooth オーディオ トランスミッター」を接続して、Bluetoothのイヤホンやスピーカーで聴くこともできる。もちろん、リモコン機能やヘッドセット機能(通話)は使えない。
インストールできた再生アプリは、「Twonky Beam」「MX Player」「VLC」「BubbleUPnP UPnP/DLNA」「DicePlayer」「AllCast」など。
また、「Skifta」や「radiko」「GYAO!」「TVer」はインストールできない。
YouTubeのアプリはインストールできるが、サーバーと接続できず視聴できないが、回線(WiMAX)に問題があるのかもしれない。web経由では、かろうじて視聴できるが快適とは言えない。
再生するデータの保存場所(ドライブ/メディア/ディレクトリ/フォルダ)の名前は、OS(設定)やアプリそれぞれバラバラで、しかも混乱・混同・誤解しやすい。

OS(「設定」>「ストレージ」) | OS(「設定」>「アプリ」) | ESファイルエクスプローラ | VLC | DicePlayer | |
---|---|---|---|---|---|
本体記憶その1 | 内部ストレージ (0.96GB) |
「タブレット」または「内部ストレージ」 | |||
本体記憶その2 | 内部ストレージ (5.73GB) |
「SDカード」または「SDカードストレージ」 | 「ホーム」または「sdcard」 | 内部メモリ | /mnt/sdcard |
micro SD カードスロット | SDカード | ext_sd | ext_sd | /mnt/ext_sd | |
USBメモリ等その1 | USB STORAGE(SDA) | usb_sda1 | usb_sda1 | /mnt/usb_sda1 | |
USBメモリ等その2 | USB STORAGE(SDB) | usb_sdb1 | usb_sdb1 | /mnt/usb_sdb1 | |
備考 | 「内部ストレージ(2つめ)」の消去メニューが「SDカード内データを消去」になっている USBストレージを取り外す時のメニューが「SDカードのマウント解除」になっている |
「SDカードに移動」の移動先は、micro SD カードスロットではなく「内部ストレージ(2つめ)」 | 「ローカル」の中にそれぞれ場所が入っている | 本体記憶領域以外は、「+Add Folder」から「mnt」(マウント)の中にあるディレクトリを手動で指定して追加する |
■ベンチマークテスト
IT用語の「ベンチマーク」は、ハードウェアの性能を比較するための指標で、「ベンチマークテスト」は、性能を測るソフトウェアを使って採点すること。
ソフトウェアはさまざまで、測定する項目や方法・手法の違いがあり、ソフトウェアによって結果が異なる場合もある。
また、テストする度に結果の数値が違ってバラつく場合もある。
Androidのスマホやタブレット用のベンチマークテストアプリも幾つもある。
しかし、中にはアプリストアに出てこなかったり、インストールしようとしてもできなかったり、インストールできてもフリーズして測定できないものがある。
ソフトウェアはさまざまで、測定する項目や方法・手法の違いがあり、ソフトウェアによって結果が異なる場合もある。
また、テストする度に結果の数値が違ってバラつく場合もある。
Androidのスマホやタブレット用のベンチマークテストアプリも幾つもある。
しかし、中にはアプリストアに出てこなかったり、インストールしようとしてもできなかったり、インストールできてもフリーズして測定できないものがある。
◆ Antutu Benchmark v5.7.5
総合:4940
- UX
- マルチタスク:483
- Dalvik:221
- CPU
- 整数演算:174
- 浮動小数点演算:172
- CPU
- Single-thread integer:501
- Single-thread float-point:419
- RAM
- RAM演算能力:160
- RAM速度:709
- GPU
- 2Dグラフィックス:559
- 3Dグラフィックス:[1024x552] 1104
- IO
- ストレージのI/O:208
- データベースのI/O:230
- HTML5 Test
- JavaScript:423
- SVG:Unsupported
- Layout:100
- Periodic:139
- Tree:411
- Birds:86
- Invaders:107
- Collision:150
- Total:1416
- Video Test
- 動作せず
- Battery Test
- 動作せず
- デバイスインフォ
- 基本情報
- Brand:Android
- Model:AD707TV
- Android:4.0.4 (32-bit)
- CPU Model:Telechips 8923
- Renderer:Mali-400 MP
- Resolution:1024 x 552
- Rear Camera:1.9メガピクセル 1600x1200
- ストレージ
- RAM:Total:855MB Available:509MB
- System Storage:Total:0.96GB Available:0.25GB
- Internal Storage:Total:5.73GB Available:5.42GB
- CPU
- CPU Model:Telechips 8923
- Type:32-bit
- Cores:1
- Frequency:343.75~996.8MHz
- Architecture:ARM Cortex-A5
- ディスプレイ
- Renderer:Mali-400 MP
- Vender:ARM
- GPU Version:OpenGL ES 2.0
- Resolution: 1024 x 552
- Density:160 dpi
- Multi-touch:5
- カメラ
- Rear Camera:1.9メガピクセル 1600x1200
- Front-facing Camera:0.3メガピクセル 640x480
- OS
- Android:4.0.4 (32-bit)
- Android SDK Version:15 (Android 4.0.3)
- Kernel:Linux version 3.0.8-tcc (gcc version 4.4.3(GCC)) #292 PREEMPT Tue Dec 3 18:52:59 CST 2013
- トランスミッション
- NFC:サポートされていません
- ネットワーク
- Access:WiFi
- その他
- Direction:サポートされていません
- G-Sensor:サポートされていません
- Acceleration:Bosh BMA150 3-axis
- Light:サポートされていません
- E-Compass:サポートされていません
- Proximity:サポートされていません
- Gyro:サポートされていません
- Temperature:サポートされていません
- Pressure:サポートされていません
- Ambient Temperature:サポートされていません
- Relative Humidity:サポートされていません
- Linear Acceleration:サポートされていません
- Rotation Vector:サポートされていません
◆ PassMark PerformanceTest Mobile Version 1.0.4000
- System:711
- Phone Model
- AD707 ( m805_892x )
- Screen Resolution 600 x 976
- Android OS Version
- 4.0.4 ( API Level: 15 )
- CPU Information
- Processor:ARMv7 Procwssor rev 1 (v7l)
- Num Cores:1
- Core 0:
- Current:716 MHz
- Range:343 MHz - 996 MHz
- Memory Information
- Total Memory:876 MB
- Strage Information
- Total:1008 MB
- Removable Strage Information
- Strage Location /mnt/sdcard
- CPU Tests:896
- Integer Math:15.3 MOps/Sec
- Floating Point Math:43.6 MOps/Sec
- Find Prime Numbers:9.79Thousand Primes/Sec
- Random String Sorting:127 Thousand Strings/Sec
- Data Encryption:786 KBytes / Sec.
- Data Compression:107 KBytes / Sec.
- Disk Tests:1309
- Internal Strage Write:6.05 MBytes / Sec.
- Internal Strage Read:13.0 MBytes / Sec.
- External Strage Write:4.74 MBytes / Sec.
- External Strage Read:41.9 MBytes / Sec.
- Memory Tests:550
- Memory Write:67.9 MBytes / Sec.
- Memory Read:328 MBytes / Sec.
- 2D Graphics Tests:606
- Solid Vectors:851 Vectors/Sec
- Transparent Vectors:856 Vectors/Sec
- Complex Vectors:25.3 Complex Vectors/Sec
- Image Rendering:799 Images/Sec
- Image Filters:33.9 Filters/Sec
- 3D Graphics Tests:462
- Simple Test:40.7 Frames/Sec
- Complex Test:12.3 Frames/Sec
◆ Geekbench 3.4.1 for Android ARMv7
- System Information
- Model:telechips AD707TV
- OS:Android 4.0.4
- CPU:ARM m805_892x
- CPU Speed:997 MHz
- GPU:Mali-400 MP
- Memory:856 MB
Single-Core Score:173
Multi-Core Score:170
Section | Description | Single-Core | Multi-Core |
---|---|---|---|
Integer | Processor integer performance | 211 | 206 |
Floating Point | Processor floating point performance | 149 | 146 |
Memory | Memory performance | 148 | 148 |
- System Information
- telechips AD707TV
- Operating System:Android 4.0.4
- Build:full_m805_892xv8-eng 4.0.4 IMM76D eng.yekaifeng.20131202.180011 test-keys
- Model:telechips AD707TV
- Model ID:telechips AD707TV
- Motherboard:m805_892x_evm
- Processor:ARM m805_892x @ 997 MHz 1 Processor
- Processor ID:ARM implementer 65 architecture 7 variant 0 part 3077 revision 1
- Governor:ondemand
- Memory:856 MB
Single-Core | Multi-Core | ||
---|---|---|---|
Integer | Score | 211 | 206 |
AES | 13 | 13 | |
Twofish | 234 | 226 | |
SHA1 | 269 | 263 | |
SHA2 | 356 | 350 | |
BZip2 Compress | 206 | 203 | |
BZip2 Decompress | 240 | 230 | |
JPEG Compress | 246 | 233 | |
JPEG Decompress | 253 | 252 | |
PNG Compress | 257 | 249 | |
PNG Decompress | 312 | 304 | |
Sobel | 284 | 273 | |
Lua | 230 | 229 | |
Dijkstra | 351 | 343 | |
Floating Point | Score | 149 | 146 |
BlackScholes | 192 | 185 | |
Mandelbrot | 222 | 222 | |
Sharpen Filter | 231 | 222 | |
Blur Filter | 210 | 200 | |
SGEMM | 74 | 72 | |
DGEMM | 65 | 63 | |
SFFT | 150 | 157 | |
DFFT | 92 | 84 | |
N-Body | 176 | 172 | |
Ray Trace | 233 | 235 | |
Memory | Score | 148 | 148 |
Stream Copy | 235 | 233 | |
Stream Scale | 199 | 198 | |
Stream Add | 100 | 100 | |
Stream Triad | 105 | 104 |
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