「セルフィースティック」「セルフィー棒」「セルフカメラ棒」「セルカ棒」「セルフショットスティック」「自撮り棒」「じどり棒」「自分撮りスティック」「自分撮り一脚」「フォトアーム」を買ってみた
■買ったもの
●シャッター機能付きセルフィースティック
商品名:Cable take pole セルフ神器
販売店管理品名:リモートシャッター付き自分撮りスティック(モノポッド)(レッド)
メーカー:不明
販売店品番:PHOP13791
販売店:イケショップ 東京 秋葉原店
価格:税込1,380円

●シャッター機能なしセルフィースティック+シャッターリモコン+三脚セット
商品名(スティック):monopod
商品名(リモコン):AB SHUTTER
販売店管理品名:自分撮りスティックモノポッド(スマホクリップ+ワイヤレスリモコン+くねくね三脚)
販売店管理品名(リモコン):Bluetooth リモートシャッター iPhone & Android ブラック
メーカー(リモコン):AtoB
メーカー(その他):不明
販売店品番(セット):PHOP13715
販売店品番(リモコン):PHOP13604
販売店:イケショップ 東京 秋葉原店
価格:税込2,246円
※「くねくね三脚」なしのセットは、税込1,280円

■何でか
特許が切れたためか、大量に商品が出回るようになり安くなってきた。
旅行の際に持っていれば役に立つかもしれない。
話題にもなっているので、どんなものか調べてみたくなった。
■どんなものか
●いいところ
- 自分の腕を伸ばすよりも遠くから背景を広く写し込める
- ハイアングルで写すことができる
- 谷底を見下ろすなどのアングルを安全に写せる
- 三脚や一脚より小型軽量で携帯性が良い
- 三脚を立てられない所でも棒の使用を許可されていれば自撮りできる
- シャッターを押すのを頼める人がいなくても自撮りできる
- シャッターを押すのを周りの人に頼みづらくても気兼ねなく自撮りできる
- シャッターを押すのを人に頼んで、そのまま盗まれるのを防げる
- 三脚ごと盗まれるのを防げる
●ダメなところ
- 片手で支えなくてはならないためブレる
- 撮るたびにホルダーに取り付けたりするのが面倒
- 撮るたびにBluetoothをONにしたりシャッターケーブルを抜き挿しするのが面倒
- ワイヤレスリモートシャッターでは、電池が切れたらシャッターが切れない
- 有線リモートシャッターでは、断線するとシャッターが切れない
- ワイヤレスか有線かに関わらず、リモートシャッターは、OSのバージョンやアプリによっては使えない。
- スマホ用ホルダーの固定力が弱いとスマホを落とす
- 回り止め機能がない物は、縦で撮ろうとすると重心が棒の中心から外れて回ってしまう
■ところが
デメリットというレベルではない問題も起きている
- 周りに迷惑、危険
- 使っている(持っている)本人が危険
- Bluetoothでシャッターを切るタイプで電波法違反
迷惑という点では、人に限らず動物園などで動物にストレスを与えてしまうことがある。
危険という点では、使用を禁止しているテーマパークや施設、イベントもある。
駅のホームで高く上げて架線に近づいて感電するという、生命の危険がある。
これはもう、このような状況で棒は使わない・使えないという結論になる。
代わりの方法は、レンズに広角アタッチメントレンズを付けたり、アングルを変えるための、90度折り曲げミラーアタッチメントを付けること。セルカレンズとも呼ばれる。
電波法については、国内では技術基準適合証明(技適マーク)を受けていなければない。
外国で使う場合、現地の法律に適合していなくてはならない。
正攻法は、各国の法律で認められた物を使うこと。
ダメと判ったら、セルフタイマーを使うようにする。
赤外線タイプや有線タイプが無難。
■「セルフィースティック」は一般的にどんな物か
●基本機能
- 伸縮する棒
- 先端に三脚おねじ付き(デジカメはここに取り付ける)
- スマホやタブレット用のホルダー付き
●大別すると
シャッター機能のありなし
- グリップにシャッター機能(ボタン)が内蔵
- シャッターリモコンは別
シャッターを切る方法
- アプリのセルフタイマー
- Bluetooth(電波)を使った、ワイヤレスでグリップに内蔵のボタン(充電式)【電波法の対象】
- Bluetooth(電波)を使った、棒とは別のワイヤレスリモコン(ボタン電池)【電波法の対象】
- 赤外線を使った、棒とは別のワイヤレスリモコンで、受信機をイヤホンジャックに接続(例1 例2)
- 超音波を使った、棒とは別のワイヤレスリモコンで、スマホ本体のマイクで受信(例)
- イヤホンジャックに接続する有線で、グリップに内蔵のシャッターボタン
- イヤホンジャックに接続する有線で、棒とは別のリモコン(例や、100円ショップの商品で「Can★Do」はケーブル長さ2m、「ダイソー」はケーブル長さ1.5m)
●付加的な機能
- デジカメの背面液晶を見られたり、スマホでは高画質な背面カメラで撮れるミラー付き(例、別売りの例)
- グリップエンドに三脚ねじ(めねじ)※ 自撮り棒を連結して長くするための穴ではないため、連結しても“モヤモヤ”してしまうだけ
- 液晶画面のないGoPro(ゴープロ:防水、耐衝撃のタフネスなアウトドア動画撮影カメラ、アクションカム)用に角度確認の目盛り付き
- ホルダーが大きくタブレットも取り付けできる
- 形が面白い(例:ネコの手の形で、肉球がシャッターボタン)
- 山ガール向けで、柄が長く顔が小さく写るためスッピンでも気にならない
- スマホホルダー部を柄のほうに畳んでコンパクトに収納できる
- 壁ドンされているような写真が撮れる、人形(ダミー)の腕付き→冗談ネタ
■結局のところ
2014年12月頃の相場は、秋葉原のショップ店頭のほうが通販よりも安い印象がある。
- シャッター機能なしの棒の単品:900~1,000円
- 有線シャッター機能付き:1,200円
- ワイヤレスシャッターリモコンの単品:400~1,000円
- シャッター機能なしの棒とワイヤレスシャッターリモコンとのセット:1,200円
Bluetoothリモコンの電波法対応は、買ってみないと判らない。
仕方なかったが、思ったより安かったのと「くねくね三脚」とのセットがお買い得だったので、ワイヤレスと有線の両方を買ってみた。
■使ってみて
シャッター機能は、iPhoneの標準アプリでワイヤレスも有線も問題なく動作した。
「AB SHUTTER Bluetooth リモートシャッター iPhone & Android」は、「RoHS指令」「CEマーク」「FCCマーク」「IC規格」のマークはあるが、技適マークは不明。
Bluetoothを使ったリモコンは、問題が大きくなる前に、メーカーまたは代理店または販売店が使用可能な“国”を明記すべきだと思う。
■その後
2015年8月には、ブームも終わりに近づいたのか処分特価品が出回るようになってきた。
秋葉原のショップ「アキバ特区」で「Bluetoothリモコンとリモコンホルダー付き」が税込み500円

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